COLUMN

2025.09.17

ビジネスシーンで必要なこと

そのPCまだ使えるかも?~PCの健康管理

written by 竹内 勇輝

PCの平均寿命をご存じですか。
一般的には5年~7年と言われているようですが、一概に言い切れるものではなく使用環境やメンテナンス状況によって大きく変わってきます。今回はPCをなるべく長生きさせるために必要なことをご紹介します。

PCの寿命を延ばすには以下のようなメンテナンスを行います。
▼ソフトウェア面
OSやドライバを定期的に更新
月例の更新プログラムなどを適用することで、不具合やセキュリティなどが改善、改良されます。

不要ソフトのアンインストール
プリインストールされているソフトは実は裏で動作しているなど、意識していないところで負荷がかかっている場合があります。

ウィルス対策を行う
ウィルス対策ソフトをインストールしていても、サポートが切れていないか、定義ファイルが更新されていないかなどの確認は必要です。

▼ハードウェア面
物理的に掃除する
持ち運びが多い場合は注意が必要です。可能であればエアダスターなど専用の道具でメンテナンスを行いたいです。

バッテリーに気をつける(ノートPC)
満充電のままACアダプタに接続していると最悪バッテリーが膨張してしまう可能性もあります。100%充電できたら外す、80%になったら給電しない設定にするなどがお勧めです。

USBなどの取り外しは丁寧に
当たり前ですが、破損してしまったものは修理するしかありません。そうならないためにもUSBなどの外付け機器の取り扱いには気を配る必要があります。

上記以外にも使用する環境や使い方によって様々な方法が考えられます。また、以前のコラム(2024/2/19)でも触れましたが「PCの調子が悪い」と感じたときに、「どういう状況」で「何が原因なのか」を見極め、適切な対処を講じることも重要です。

「もう古いから」とすぐに買い替えるのではなく、日々のちょっとした気配りやメンテナンスでまだまだ現役として活躍できる可能性があります。今回挙げたポイントを含め、PCの健康を意識した使い方を少しでも心がけることで、寿命をぐっと延ばすことができます。「そのPCまだ使えるかも?」と思ったら、お使いのPCの健康管理を見直してみてはいかがでしょうか。ちょっとした工夫がPCの元気を取り戻す、長持ちさせるきっかけになるかもしれません。

2025年9月


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2024年10月以前のコラムはこちら>>>

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