COLUMN

2025.11.18

ビジネスシーンで必要なこと

実は多種多様!外付けモニターの世界~映すだけではありません

written by 竹内 勇輝

皆さんは外付けモニターを使っていますか?テレワークなどの影響もあり、デュアルディスプレイ環境はだいぶ一般化したように感じますが、モニター自体の性能やサイズ、機能についてまで考えたことがある方は少ないかもしれません。今回は外付けモニターの各種スペックなどについて考えていきたいと思います。

まず注目したいのはサイズと解像度です。最も一般的なスペックは24インチ、フルHD(1920×1080)になるかと思います。PCのディスプレイと並べても表示しやすく、首を振らずに見比べ易いサイズです。事務作業レベルであれば、このサイズで十分な方も多いのではないでしょうか。また、最近だと27インチ以上のサイズ、WQHD(2560×1440)も低価格の製品が増えてきています。解像度が高いと、例えばExcelで表示できる範囲が広がり作業の効率化に繋がるといいたメリットもあります。4K(3840×2160)まで出力可能なモニターも増えてきてはいますが、現状としてはまだ高価格に感じます。

次にパネルの種類を決めなくてはいけません。方式によって特徴や見え方が変わります。もっとも安価なTN方式が一般的ですが、個人的にはIPS方式がお勧めです。IPS方式は他の方式よりも視野角が広いため、斜めから見ても正面と同様の見え方が可能で、設置場所を選ばす色再現性も高いことから、資料作成などにも有効です。IPS方式は高価だとされていますが、最近では低価格帯の商品も充実してきている印象があります。

また、角度や高さ調整が可能なスタンドやモニターアームは姿勢改善などにも繋がるためお勧めです。特にモニターアームは「浮かせる収納」が可能になり、狭い場所でも設置可能になる、スタンドよりも小回りが利くといった利便性だけでなく、スペースの有効活用にもなります。

他にはウルトラワイドモニターやモバイルモニターも人気になってきています。ウルトラワイドモニターは一画面に表示する情報を多くできるため、二画面環境よりも効率的に作業できることや、映像作品への没入感を高めることや集中力を向上させることも期待できます。モバイルモニターは出先でも簡単に二画面環境を構築できるため、オフィスに近い作業環境で作業することが可能となります。

モニターは「映ればよい」と思っていた方もいらっしゃるかもしれませんが、自分の働き方に合った1台を選ぶことで、日々の作業がもっと快適にかつ効率的になります。もし買い替えや新規購入を検討されているならば、様々な観点から自分に合った1台を探してみてはいかがでしょうか。

2025年11月


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