前回(2025/11/27)に引続き個別のAWSサービスについて掘り下げていきます。
今回のテーマは「Lambda」です。

概要
Lambdaはサーバーを意識せずにプログラムコードを実行できるAWSを代表するサーバーレスサービスです。
特徴
通常アプリケーションを実現するためのプログラムを実行する際はサーバーを構築し、そこに開発したコードを適用して環境を構築します。しかし、サーバー構築には管理の工数や知識が必要となります。AWSではより簡単にサーバーを構築、管理するサービスが充実していることは間違いありませんが、更にサーバーを意識せずに実行できるのがこのLambdaとなります。主に以下のような特徴を持っています。
①トリガー
Lambdaで構築したコードを実行するには何かしらのトリガーが必要となります。例えばAPIとして呼ばれた時、DBに更新が入った時、CloudWatchで監視していた値が閾値を超えた時などです。
②Auto Scaling
Lambdaはトリガーされたリクエストの数に応じて自動で実行され、これは並列で処理されるためリクエストの分だけ自動でスケールされます。
③多様な言語への対応
多くのプログラミング言語をLambda上で実行することが可能です。そのためLambdaを利用するのに新しい言語を学ぶ必要は少なく、これまで学んだ言語ですぐに作成することができます。
④他のAWSサービスとの連携
Lambdaは他のAWSサービスと連携することでより価値が生まれます。AWSサービスの中で発生する様々なイベントをトリガーとすることで、任意の処理の追加や既存のサーバーと連携なども含めるとより柔軟なシステムの構成も可能となります。
利用料金
Lambdaは完全な従量課金となっており、実行されたリクエストの分だけ料金がかかります。全くリクエストがない場合は0円となります。
最後に
Lambdaはアプリケーションを作成する際のサーバー構築や管理といったタスクから解放されるサービスとなっています。そのため、よりアプリケーションの機能開発に注力することができます。また料金形態もシンプルなため運用費用の算出もしやすく、活用することでよりシンプルな構成でのアプリケーション開発が実現することでしょう。
2026年2月